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社長メッセージ

ごあいさつ

新型コロナウイルスへの感染拡大への懸念が続く中、今なおウイルスと戦い続けている医療従事者の皆さまをはじめ、このような状況にも関わらず私たちの生活を支え続けてくださっている皆さまへ、改めて感謝申し上げます。

古くから人類は、さまざまな感染症と戦ってきました。ペスト、コレラ、そして100年前には日本で45万人、全世界では2,500万人が亡くなったといわれるスペイン風邪(インフルエンザ)……。ところがこの大流行も、沈静化すると人々の記憶の片隅に追いやられてしまうようです。

このようにウイルスや細菌の問題は、パンデミックになるとフォーカスされますが、しばらくすると日常的に強く意識する人は、特定の職業従事者などに限られてしまいます。私たちは、常にウイルスや細菌の存在を忘れることなく、うまく共存していく必要があるのです。

感染症のリスクがあまり意識されていなかった20年前、環境衛生の維持に悩まされていた人たちがいました。司法解剖などで死体に接する解剖医や検査技師でした。現場では常に抗菌への備えが必要だったのです。

このリクエストに応えるため、杏林大学医学部(法医学)佐藤喜宣教授の協力を得て、私たちは細菌増殖のプロセスや抗ウイルス・抗菌素材を徹底的に研究しました。2003年、こうして生まれたのが、抗ウイルス・抗菌剤「デルフィーノ」です。

それ以来、「感染ゼロをめざして」を合言葉に抗ウイルス・抗菌一筋に歩んでまいりました。当初、デルフィーノは法医学室で使われていましたが、次第に、警察のご遺体安置所や葬儀社、救急車内などで使われるようになり、現在では世界中を巻き込んだパンデミックの影響もあり、オフィスやさまざまな施設での需要が増えてきています。

今後とも、「安心安全な抗ウイルス・抗菌技術」や「丁寧な抗ウイルス・抗菌サービス」の提供を通じて、さらなる環境衛生の向上に貢献していく所存です。

そして、「命を守り育むため、安心・安全な世界を実現する。」という理想に一歩でも近づくために、現在提供させていただいているサービスにとどまらず、一歩一歩、着実に歩みを進め、少しでも多くの皆さまのお役に立つために日々、研鑽を重ねてまいります。

株式会社デルフィーノケア 代表取締役社長 宮本貴司

株式会社デルフィーノケア
代表取締役社長 宮本 貴司