-
「遊びの共和国」アソボ~ノ!をdelfinoまるごと抗菌
導入事例:屋内型キッズ施設「アソボ~ノ!」 「感染ゼロ」をめざし、抗菌・抗ウイルス製品「delfino(デルフィーノ)」を展開する株式会社デルフィーノケア(東京都目黒区)は、2020年11月、株式会社東京ドーム様の運営する屋内型キッズ施設「アソボ~ノ!」(東京都文京区)に「delfino施設まるごと抗菌コーティング」を導入いただきました。 採用の背景 「アソボ~ノ!」は、東京ドームシティ内、アトラクションズエリアにある屋内型キッズ施設。全天候型とあって、小さなお子さんを持つご家族が日々大勢訪れる大人気スポットです。 こどもたちが主役の「遊びの共和国」丘を越え山を越えると、眼下に広がるカラフルな世界。ここは、こどもたちが主役の「遊びの共和国」です。こどもたちは、好きなおもちゃや普段家では遊べないような遊具で、自由に、家族と一緒に、思い切り楽しむことができます。(アソボ~ノ! Webサイトより) 遊びの共和国「アソボ~ノ!」は、来場されたお子さん達に楽しんでもらうことはもとより、ご家族みんなが楽しむことができ、その絆を深めてもらうことを大事に運営されているといいます。そのため、安心・安全な施設環境の維持には、日頃から細心の注意を払っておられます。今回、ニューノーマルの感染症対策の一環として、株式会社東映エージェンシー様(当社代理店)のプロデュースにより、「delfinoまるごと抗菌コーティング」を実施させていただくことになりました。 施工概要/施工風景 今回の施工では、3種の施工方法を採用。・専用噴霧機によるまるごと抗菌コーティング・ガンタイプ噴霧器による重点箇所噴霧・delfinoを塗布し手作業による拭き上げ万全な感染症対策を目指しました。 「海のエリア」の広大なボールプール。全てのボールを集め、ボールひとつひとつに抗菌コーティングを実施 施工風景①(街のエリア) 施工風景②(エントランス) 施工風景③(ベビー専用エリア) 施工風景④ 施工風景⑤ (街のエリア) 子どもの手が届く範囲は入念に。delfinoを塗布し丁寧に拭き上げていきます 玩具もひとつひとつ丁寧に抗菌コーティングを実施 実施概要団体名 :株式会社東京ドーム 様施設種別:屋内型キッズ施設「アソボ~ノ!」所在地 :東京都文京区後楽1-3-61実施目的:感染症対策実施内容:delfino施設まるごと抗菌 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ
記事を読む
-
感染症は、不安や偏見と一緒にやってくる
コロナ禍の第三波が訪れ、各地域で一日の感染者数の記録を更新しています。政府もGoToトラベルの見直しなど、実施中の政策の軌道修正を検討しているようです。あらためて、基本に立ち返り個人個人で行なう防御策を徹底していきましょう。先月も掲載させていただきましたが、埼玉県教育委員会の広報内容を再度引用させていただきます。 ・家庭と学校が連携した健康管理・マスクの着用(飛沫、マイクロエアロゾルの防止) ・3つの密の回避の徹底 ・手洗い等の徹底(接触感染の回避)・環境衛生管理の徹底(引用:学校における感染防止対策 ~埼玉県教育局の取り組み~ ) これらを徹底していくことで、不自由のない日常が戻る日も早くなるはずです。少し苦しい時期が続きますが、力を合わせて乗り切っていきましょう! さて、今回のコラムでは、感染症そのものではなく、「感染症と一緒にやってくる存在」についてお伝えしていきたいと思います。感染症で怖いのは、決して身体に作用するウイルスの脅威だけではないのです。気を付けなければいけないのは、人が人を傷つけてしまう行為。 誹謗中傷、差別・偏見 です。世界中で、そして日本でも、過去にいくつもの悲しい事例があり、感染者やそのご家族などを精神的にも追い詰めてしまうといったことがありました。差別や偏見によって感染したことを言い出しにくい雰囲気は、罹患者本人の重症化・蔓延に繋がるのみならず、感染症の実態把握の大きな妨げになり遠ざけ、感染拡大の範囲をも急加速させる結果を招いてしまいます。今回は、過去にあった出来事をご紹介しつつ、感染症の重大な二次被害を防止できるよう啓蒙していきたいと思います。ぜひ最後までお目通しください。 感染症を正しく理解し、正しく恐れる 感染症は、「得体の知れないもの」と決めつけてしまうことで、必要以上に怖がってしまったり、他者を傷つけてしまう可能性があります。それが、誹謗中傷、差別・偏見が生まれる原因に。このことは、どのような感染対策をも意味をなさなくしてしまいます。 日本国内でも、医療従事者をはじめとしたエッセンシャルワーカーの皆さんや、そのご家族に対する差別・偏見も少なくないようです。死と隣合わせで感染者に対応しておられる医療従事者の方々への差別、本当に残念でなりません。まさに、必要以上に恐れてしまったことによる他者攻撃の結果ではないかと思います。 新型コロナウイルス感染症に感染した患者の増加に伴い、医療機関においても感染患者の診察に当たる機会が増えており、感染患者を診たというだけで、医師を始めとした医療従事者やその家族がいわれなき誹謗中傷を受ける事例が各地で散見されている。(日本医師会ニュースポータルサイト 城守常任理事コメントより) 日本医師会では、正しい理解を推進していくためのいくつかのメッセージ動画を公表しています。以下に2つご紹介させていただきます。(日本医師会Webサイト「うつさない!うつらない!~新型コロナウイルス感染症~いま私たちにできること」より) 京都大学 iPS細胞研究所所長 山中伸弥先生俳優 斎藤 工さん 正しい情報を入手することで恐れ過ぎず、結果としてむやみに人を攻撃しない。こういうことが、昨今のコロナ禍を脱出する第一歩かもしれません。 繰り返してはいけない、差別・偏見の歴史 ここからは、過去に起きた悲しい差別・偏見の実際の事例をふたつご紹介いたします。 ハンセン病 引用:岡山観光WEB瀬戸内の負の遺産を世界遺産へ。史跡をめぐりながら学ぶ長島愛生園見学ツアー ハンセン病は、「らい菌」感染に起因する感染症。世界では、古くは紀元前6世紀のインドの古典やキリスト教の聖書、日本では8世紀に編纂された「日本書紀」にその記述があります。感染すると手足などの末梢神経が麻痺したり、皮膚にさまざまな病的な変化が起こることもあります。1931年の日本では、ハンセン病は、「感染力が強く」「遺伝病であり」「不治の病である」という誤解が蔓延、政府は「らい予防法」を施行、ハンセン病と診断された方々は「療養所」とは名ばかりの施設に強制的に入所させられ、生涯、そこから出ることは許されませんでした(この隔離政策は1996年まで継続されます)。その間、親や兄弟姉妹と一緒に暮らすことや、結婚しても子どもを生むことも、実名を名乗ることもできず、亡くなっても故郷の墓に埋葬されることも叶いませんでした。また、患者の出た家を真っ白になるほど消毒をしたり、国民を指導して「無らい県運動」を進めるなどして、ハンセン病は国の恥、恐ろしい病気だという誤った意識が国民に植え付けられました。終戦後の1947年には治療薬が開発、ハンセン病は治る病気になったわけですが、一度植えつけられた差別意識は簡単にはなくなりませんでした。日本国憲法下においても、「らい予防法」は廃止されず、強制隔離政策や「無らい県運動」を継続したため、ハンセン病患者と回復者への偏見・差別による人権侵害が助長されることになりました。実際のハンセン病は、感染力が弱く、治療も可能です。治療薬開発後の「らい菌」は、多剤併用療法により数日で感染力を失い、他人に感染させることがないため、治療中でも治療終了後も通常の社会生活を送ることができます。 エイズ(AIDS:後天性免疫不全症候群) 「リンパ球に結合するHIV-1」Wikipediaヒト免疫不全ウイルス ヒト免疫不全ウイルス(HIV)が原因の感染症。3?10年ほどの間に免疫機能が徐々に低下し、後天性免疫不全症候群(エイズ)を発症します。免疫機能の低下に伴い、通常かかりにくい感染症を発症しやすくなる。日本では1985年に感染者が認知されました。過去には、「握手や会話で感染する」「咳やくしゃみで感染する」「日用品の共用で感染する」などの誤った感染経路に関する情報の流布により、感染者への誹謗中傷、差別や偏見が横行しました。また、特定の人種や職業の方々がエイズに感染しやすい、など感染源をある集団に特定するといった情報が流布されたことで、人種差別に発展するケースもみられました。あるアメリカ人女性は、次のように語っています。 「支援グループやソーシャル・ワーカーといった頼れる人が誰もいなかったので、私はでるだけ目立たないよう、世間から引きこもっていました。でも、それでもだめでした。私の身内であるにもかかわらず戸口に押しかけ、自分たちの街にエイズは不要だと言って、私を殴ろうとしたんです。エイズにかかった私は、まるで人間扱いされなくなってしまった。私が病気そのもので、感情など一切持たない存在とされ、何かを計画したり、目標を持ったり、貢献したりするチャンスをことごとく奪われてしまったのです」(引用:公益財団法人日本学校保健会 エイズはなぜ拡大するのか) 実際のHIVの感染経路は、性的接触、血液感染、母子感染の3つに限られます。握手をしたり、日用品を共用したり、プールやお風呂に一緒に入ったりするといった、日常生活の接触で感染することありません。咳やくしゃみなどで感染ることはなく、日常生活の中では性的接触以外で感染することはありません。 まとめ 今回は過去の痛ましい過ちを教訓に、感染症を正しく理解し、他者に対して思いやりをもって感染症に向き合っていきましょう、という内容をお伝えしてきました。感染症は、誰にとっても身近な問題 なのです。いつ感染症に罹患するのかは誰にも分かりません。「うつらない、うつさない」ということを、私共や皆さんが意識・実践し、感染症に対して過大に恐れることなく、他者への思いやりを忘れないこと、こういうことで一体感をもってコロナ禍にこれからも立ち向かっていけるのではないかと思います。 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ 参考URL 国立国際医療研究センター COVID-19の重症化を予測する液性因子の同定埼玉県医師会Webサイト 家庭・職場・学校などにおける感染予防対策研修動画(学校における感染防止対策 ~埼玉県教育局の取り組み~)公益財団法人日本学校保健会 エイズはなぜ拡大するのかdelfino施設まるごと抗ウイルス・抗菌
記事を読む
-
患者さんに心から元気になっていただきたいから
導入事例:吉祥寺 ハート・イン歯科クリニック様 「感染ゼロ」をめざし、抗菌・抗ウイルス製品「delfino(デルフィーノ)」を展開する株式会社デルフィーノケア(東京都目黒区)は、2020年10月、ハート・イン歯科クリニック様(武蔵野市吉祥寺)に「delfino施設まるごと抗菌」を導入いただきました。 ハート・イン歯科クリニック様について真心こめた診察と徹底した衛生管理をハート・イン歯科クリニックの名前「ハート=心」「イン=中」には、「患者さんに心の中から元気になっていただきたい」という意味がこめられています。当医院では、患者さんの心の中まで入って治療をおこなうことや、スタッフ同士でしっかりとコミュニケーションをとりながら治療することをコンセプトとしています。(ハート・イン歯科クリニック様 Webサイトより) 採用の経緯「delfino(デルフィーノ)」の存在を、USEN社(当社代理店)からのDMによるご案内で知ったという院長の小林修先生。「当院は、『患者さんに徹底した衛生管理がなされた環境をご提供しよう』と常々考えています。そんな中で、『delfino』のようなサービスが必ずどこかにあるはず、と考え探していたところに届いたのがUSENさんからのDMでした。『まさにこれだ!』と即決しました」 施工風景施工は、エントランスエリアと施術エリアで2工程を分け、複数台の専用噴霧機によって 一斉に 「delfino」を噴霧、抗菌コーティングを実施しました。高接触ポイントはさらに直接拭き上げることによって、より高い抗菌効果をめざしました。 エントランス付近の噴霧開始直後 施術室の噴霧風景 高接触ポイントを入念な拭き上げる様子 お客様の声(小林 修院長より)「delfino施工ありがとうございました。元々厳しい水準で管理していた当院の環境衛生が、またひとつ上のレベルに高められたことが非常に嬉しいです。患者さんにもきっと喜んでいただけるでしょうね。これから毎年お世話になっていきたいと思っています」院長先生にも非常に喜んでいただくことができました。 実施概要団体名 :ハート・イン歯科クリニック様施設種別:歯科クリニック所在地 :東京都武蔵野市吉祥寺南町2-7-10実施目的:感染症対策 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ
記事を読む
-
感染症を正しく恐れる(防衛医大 加來教授インタビュー)
(※本記事は、2020年9月30日のインタビューをもとに作成しています) 少しの間、お休みさせていただいておりましたが、DELMAGAによる情報発信を再開させていただきます。ファンの皆さまには、長らくお待たせいたしましたことを、心よりお詫びいたします。今回は、記念すべき復活号ということで、日頃監修いただいている防衛医大の加來先生に、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や、感染症への心構えなどについてインタビューさせていただきましたので、シェアさせていただきたいと思います。 防衛医科大学校 加來先生インタビュー ――まず始めに、新型コロナウイルス感染症について、最近になって分かってきたことなどはあるでしょうか感染症は、患者数・重症度の指標と、流行(感染拡大)の可能性の2つの指標で評価することが重要です。 加來教授の制作資料より抜粋 重症度については、医療機関の力によるところが大きいと言えます。9月24日には、国立国際医療研究センターからよいニュースが公表されました。重症化患者の傾向に関する報道ですが、初期段階で重篤化し易い傾向を示す数値の存在が明らかになったというものです。これによって重症化を阻止できれば患者数・重症度の指標を低く抑えることができます。 国立国際医療研究センター COVID-19の重症化を予測する液性因子の同定 流行の可能性については、実効再生産数(患者が次の患者の原因となる数)を抑えるべく、クラスターの発生を阻止するための対策を続けていくことが重要です。 ―― 素晴らしい成果ですね。初期段階で治療方針を考える重要な参考になりそうです医療機関は、そういう研究を一所懸命やっていて、成果が出始めていますよね。一方で、感染拡大については引き続きひとりひとりの意識や行動によるところが大きいです。基本に立ち返って、三密を避ける、手洗いの徹底など継続してほしいと思います。埼玉県医師会のWebサイトに掲載されているWeb動画が、よくまとまっているので参照してみてください。 埼玉県医師会Webサイト 家庭・職場・学校などにおける感染予防対策研修動画 この中に「学校での取組み」が教育委員会から発表されていますが、とても要点が押さえられています。内容は、難しいことは何も言っておらず、基本中の基本をおさえておこう、と言っていますよね。 ・家庭と学校が連携した健康管理・マスクの着用(飛沫、マイクロエアロゾルの防止) ・3つの密の回避の徹底 ・手洗い等の徹底(接触感染の回避) ・環境衛生管理の徹底 引用:学校における感染防止対策 ~埼玉県教育局の取り組み~ 感染症のもたらす負の循環 ―― 新型コロナウイルス感染症は、情報が錯そうしたり、恐怖が増長し過ぎている印象があります感染症のイメージというものは、昔もいまも変わっていません。罹患者は、知らないうちに感染し、突然発病する。ときに重症化して死が連想される。人にうつるので申し訳ない気持ちになる。そして、うつされた人は、非常に迷惑に思う、という具合です。 お話をもとに図式化したイメージ 恐怖・不安から警戒へ、それが偏見・差別・風評につながり、周りへの不信、不満、政府批判などが生じます。やがてこの状況に疲弊し、あきらめ、無関心、投げやり、無視、無頓着、といった感情に変化していきます。これがひたすら循環するのです。 昔は、地域住民の1/3が死亡してしまう(中世ヨーロッパのペストや近代ロンドンのコレラなど)、などといったことが珍しくはありませんでした。現在は、感染症の成り立ちが分かってきています。それらを把握し、感染源の撲滅、感染経路の遮断、自然免疫力の増加(ワクチンなど)など、対処することができます。正しく感染症を恐れ、対処することが大事です。 誹謗中傷や、差別、偏見をなくそう ―― 得体が知れない、と決めつけてしまうことで必要以上に怖がってしまったり、他者を傷つけてしまう可能性があるのですね感染症において、注意しなければならないのは、誹謗中傷、差別・偏見です。このことは、どのような感染対策をも意味をなさなくしてしまいます。 差別を受けたくない、という理由で感染症の発生そのものが隠蔽されてしまうと、結果、重症化と蔓延を招きます。また、隠ぺいするようになると実態の把握もできず、感染拡大が抑止できません。かつてのハンセン病、HIVのような差別が広まった事例を繰り返してはいけません。風評被害防止のための啓発は、とても大事なことです。 世界でみたコロナ禍 ~正しく事実を見極めていく~ 画像:WHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard より ―― ところで、世界では感染者数が3,700万人を超え、100万人以上の死亡(令和2年10月13日現在)が確認されていますWHOのWebサイトではデイリーで感染者数、死亡者数が掲載されています。 WHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard こういったデータをみるときに注意しなければならないのは、各国一律のサーベイランスではないという点です。医療水準、医療費負担の有償・無償の問題、情報公開に関する意識レベル差など、踏まえて考える必要があります。例えば、北朝鮮、トルクメニスタンは感染者数を公表しており、「ゼロ」と発表しています。 ―― 注意しなければならないと分かる、最も分かり易い事例かもしれません一方で、日本国内の公表数字は正確かどうでしょうか。日本では、2つの峰があると言われています。第一峰は、PCR検査の陽性者のみで、症状者が含まれていません。第二峰については、検査方法も多種になっていて、無症状者など含まれています。ここから言えることは、2つの峰は、まるで別の種類であるということです。そして、無症状者の中にも、感染しているが無症状の人、潜伏期間中の人、全くの未感染の人、という3つの種類が存在していることも忘れてはならない点です。 ―― データの見方が変わりますねとはいえ、有症状者のうち、20%程度が中等症以上になり、2~5%くらいが死亡してしまう。これは紛れもない事実です。それは研究を進めるうえで重要な情報となります。データの中から、正しく情報を分析していかなければなりません。 ―― ワクチン開発が各国急ピッチで行なわれています。完成すれば、このコロナ禍は落ち着くでしょうかワクチンは、重症化阻止のためのものであって、感染阻止できるものではありません。それは、インフルエンザワクチンと同様です。それに、新型コロナウイルスのRNAウイルスは、人から人へ感染を繰り返すうちに変異していることが確認されていることや、せっかくできた抗体(免疫力)も時間とともに減少していくというデータも出てきています。したがって何度も感染する人が出てくることが予測されます。やはり、基本的な備えを怠るわけにはいかないでしょうね。 ―― ひとりひとりの意識がやはり重要というわけですね。加來先生、お忙しい中ありがとうございました! (監修:防衛医科大学校 防衛医学研究センター 広域感染症学・制御研究部門 加來浩器先生) 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ 参照URL 国立国際医療研究センター COVID-19の重症化を予測する液性因子の同定埼玉県医師会Webサイト 家庭・職場・学校などにおける感染予防対策研修動画(学校における感染防止対策 ~埼玉県教育局の取り組み~ )株式会社デルフィーノケア(オフィスまるごと抗菌)WHO Coronavirus Disease (COVID-19) Dashboard
記事を読む
-
徹底した清潔環境を、さらなる高みへ!
導入事例:金子歯科クリニック様 「感染ゼロ」をめざし、抗菌・抗ウイルス製品「delfino(デルフィーノ)」を展開する株式会社デルフィーノケア(東京都目黒区)は、2020年7月9日、金子歯科クリニック様(横浜市戸塚区 )に「delfino施設まるごと抗菌」を導入いただきました。 金子歯科クリニック様について お口のこと、ご相談ください。当医院は、皆様に安心して治療を受けていただるように、しっかりとカウンセリングをしてプランニングを立て、また、歯科用CTや3Dカメラなどの最新機器を使用した精密な治療を行なっています。(金子歯科クリニック様 Webサイトより) JR戸塚駅より徒歩2分の地上階。視認性の高い好立地にある同クリニック。ドクターの技術に対する信頼性のみならず、徹底して患者さんに配慮した治療方針や設備・環境作りで地域に愛されているといいます。 施工風景 今回の施工は、大きくはエントランス&待合いのスペースと診療スペースを大型の養生シートによって区切り「院内まるごと抗菌コーティング」を実施。ドアノブ、テーブルの天板、複合機のボタン類などの高接触ポイントについては、重点スポットコーティングを実施、より精度の高い抗菌環境を目指しました。 お客様の声(金子院長先生より)「デルフィーノ施工ありがとうございました。当院の環境がより安心できるものになったことをとても嬉しく思っています。コロナ禍以来、当院ではスタッフによる清掃時、待合の清掃、診察室内、おトイレなど、各場所を清掃し終えるごとに新しいグローブに交換しています。スタッフや患者さん守るためには、ワンランク上の衛生意識を徹底するべきだと考えています。今回、当院に届いたUSENさんからのDMで、初めてデルフィーノの存在を知ったわけですが、『まるごと抗菌コーティング』という新しい発想は、非常に理に適ったものだと感じました。念のためメーカーさんに説明に来ていただきいくつか質問させていただきましたが、当初から導入意思を固めていました(笑)」 院長先生のお言葉どおり、施工前に行なうATP拭き取り検査による汚染度合のチェックでは、過去に例のないレベルの低い数値(≒清潔な環境)が計測されました。施工後のインタビューで初めて、その高い環境意識に基づく清掃方針をお聴きし、非常に納得させられました。院長先生やスタッフの皆さまのホスピタリティがなせる業だったというわけですね。 極めて清潔な数値が施工前に計測 実施概要団体名 :金子歯科クリニック様施設種別:歯科クリニック所在地 :横浜市戸塚区吉田町117-1実施目的:感染症対策 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ
記事を読む
-
南紀白浜空港の感染症対策としてdelfinoが採用
導入事例:株式会社南紀白浜エアポート様 withコロナ時代に誰もが安心できる地域づくりへ 「感染ゼロ」をめざし、抗菌・抗ウイルス製品「delfino(デルフィーノ)」を展開する株式会社デルフィーノケア(東京都目黒区)は、2020年6月、 南紀白浜空港(和歌山県)に「デルフィーノ施設まるごと抗菌」を導入いただきました。 和歌山まるごと抗ウイルス大作戦南紀白浜空港の運営元である株式会社南紀白浜エアポート様では、誘客および地域活性化に向けた取り組みの一環として、「和歌山まるごと抗ウイルス大作戦~withコロナ時代における誰も安心できる地域づくりへ~」プロジェクトを推進されています。その中で欠くことのできない空の玄関口である空港の感染症予防対策として、当社製品「delfino」が導入されました。 首都圏とつながる空の玄関口である南紀白浜空港では、空港利用者の皆様にさらに安心して施設をご利用 いただけるように、これまでの空港職員のマスク着用やアルコール消毒液の設置、空港利用者の三密回避など の安全対策に加えて、空港ターミナルビル内の抗ウイルス・抗菌コーティング対策を実施いたしました。 抗ウイルス・抗菌コーティングとは、人体に安全な抗ウイルス・抗菌作用のある薬剤を、施設や備品の接地面に付着させてコーティング膜を作ることで、感染経路の80%と言われる接触感染のリスク ( Newsmax health 「80 percent of infections Spread by Hands : CDC(米国疾病予防管理センター)」)を、全ての接触者に対して常時・強制的に低減することが期待できる感染症予防対策になります。引用:株式会社南紀白浜エアポート 「和歌山まるごと抗ウイルス大作戦」より 施工風景 専用の噴霧器によってまるごと抗菌コーティングを実施 空港利用者や空港関係者が触れやすいカウンターやカートなどを重点的に拭き上げていきます 「デルフィーノまるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ
記事を読む
-
注目度No.1の再開発街区を抗菌コーティング!
導入事例:「白金ザ・スカイ」ゲストサロン様 「感染ゼロ」をめざし、抗菌・抗ウイルス製品「delfino(デルフィーノ)」を展開する株式会社デルフィーノケア(東京都目黒区)は、2020年5月28日、SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ)ゲストサロン(東京都港区 /売主:東京建物株式会社、他)に「delfino施設まるごと抗菌コーティング」を導入いただきました。 SHIROKANE The SKY(白金ザ・スカイ) について 画像:SHIROKANE The SKY 公式サイトより 「この白金が、新たな東京生活の中心となる」都内有数の高級住宅街であり、文教地区としても広く知られる「白金エリア」。その白金の地、 東京メトロ南北線・都営三田線「白金高輪駅」徒歩3分という好立地に開発される、2022年12月に誕生予定の11,000㎡超の新街区「白金ザ・スカイ」。各メディアでの注目度は圧倒的No.1だといいます。全1247邸、45階建のタワーレジデンスの周囲には、商業施設、医療施設、子育て支援施設を備え、ターゲットの生活環境におけるニーズを網羅した、ラグジュアリーな居住空間が誕生します。 導入背景「非常事態宣言の解除に伴い、ゲストサロンには、募集当初から殺到していた大勢の予約客が順次来場される見込みでした。 当社をはじめとした売主・販売代理各社は、サロン内の環境保全に腐心していました。特にモデルルーム内などでは、来場者様は実際の展示物を手に取ってみたり、椅子に腰かけてみたりと、自身の日常生活を想像しながら肌感覚で確かめていく作業をされる光景をよく目にします。その想定をしながら、抗菌・除菌各メーカーの展開する製品を比較検討していきました。結果、実証されている効果の高さ、持続期間に長さ、既に採用していた取引先からの推薦も手伝い、デルフィーノを選択しました」 施工概要/施工風景施工エリアは、エントランス、アプローチから受付・待合い、商談スペースからモデルルーム内に至るまでの全域。専用噴霧器による抗菌コーティングのほか、ドアノブやテーブルの天板、チェアのひじ掛けなどの高接触ポイントは重点的にスポットコーティングを実施、ご来場者様に安心いただける環境の実現を目指しました。 重要ない意思決定の場である商談スペース。事前清掃にも熱が入ります 窓の外の風景を眺めたり、寄りかかったりと、窓際は案外触れやすい部位。ここも入念に拭き上げます 来場者に貸出する内履きも、チェックを怠りません 休憩用のチェア、建築模型の周りも入念な清掃を施します イメージVTRを視聴するためのシアタールームの中を抗菌コーティング中の風景。 ナノレベルの「delfino」が充満していきます 実施概要団体名 :白金ザ・スカイ施設種別:ゲストサロン所在地 :東京都港区高輪2-17-7実施目的:感染症対策実施内容:delfino施設まるごと抗菌 「白金ザ・スカイ」公式Webサイト 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ
記事を読む
-
感染症ゼロへ。命の入り口をまもる医院の飽くなき挑戦!
導入事例:相田歯科 耳鼻科クリニック様 「感染ゼロ」をめざし、抗菌・抗ウイルス製品「delfino(デルフィーノ)」を展開する株式会社デルフィーノケア(東京都目黒区)は、2020年5月、医療法人社団実相会 相田歯科 耳鼻科クリニック様(東京都荒川区)に「delfino施設まるごと抗菌」を導入いただきました。 相田歯科 耳鼻科クリニック様について 口は命の入り口であって、病の入り口にしてはならない 口腔内の健康は、人間の体の心身ともに関わってくる重要な部分です。噛み合わせが骨格のバランスを左右し、免疫力向上や自律神経の調整にも影響を及ぼします。呼吸の改善や睡眠の質向上など、あなたの健康を、命の入り口である口から考える。それが、私たち相田歯科クリニックです。(相田歯科クリニック様Webサイトより) 口内のみならず、身体全体を考慮のうえで治療を行なっておられる同院。地域での厚い信頼はもとより、遠方から定期的に診療に訪れるかたもいらっしゃるといいます。その姿勢は、院内の環境にも表れており、整理整頓・清掃が行き届いた医院内は、当社で行なう施工前の専用機器による汚染度検査においても、一般の医院の水準を下回る極めて低い数値が計測されました。 施工風景施工は、エントランス、受付・待合いからユニット、水回りなど、院内全域をまるごと抗菌コーティングさせていただきました。もちろん、ドアノブや天板などの高接触ポイントは、重点的にスポットコーティングを実施し、より精度の高い抗菌環境を目指しました。 お客様の声(相田院長より) 「施工前の汚染度のチェックでは、スタッフの高い意識と、日頃の懸命な清掃・除菌のお陰で、けっして高い数値は計測されませんでした。然し、患者様、スタッフをはじめ全ての関係者を感染症からまもることにゴールなどありません。より高い次元での安心・安全な環境の実現のため、今回デルフィーノを導入しました。今後も、どなたでも安心して来院いただける環境の実現のために、最高水準の環境整備を行なっていきたいと思います」 実施概要団体名 :医療社団実相会 相田歯科クリニック様施設種別:歯科医院所在地 :東京都荒川区西尾久6-2-12実施目的:感染症対策実施内容:delfino施設まるごと抗菌 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ
記事を読む
-
「新型コロナウイルス感染症」正しい情報収集と行動を!
新型コロナウイルスの被害に遭われている皆様には、心よりお見舞い申し上げます。不自由な生活を余儀なくされている皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。 今月も、引き続き世界中で猛威を奮っている新型コロナウイルスについて採り上げていきたいと思います。先月末頃リリース(2月25日)のDELMAGAから約2週間経過しましたが、その間に感染者数の推移や各国の対応など、大きく変化しています。新型コロナウイルスへの効果、対処法など、メディアやネット上であらゆる情報が飛び交っていますが、くれぐれも、正しい情報収集を行なっていただきたいと思います。厚生労働省の報道発表資料では、罹患者数をはじめとした現在の状況など日次で更新し発表しています。最新の情報については、以下のリンクからご参照ください。 厚生労働省Webサイト 報道発表資料2020年3月 今月号では、新型コロナウイルスについて、注意すべき点などインタビューを中心として情報提供させていただきます。ぜひ最後までお目通しください。 感染者数の推移 現時点の世界各国での感染者数について、WHOの公表資料から、一定数以上の感染者が発生している地域(中国以外)を抜粋した表を以下に掲載します。2月末時点では、日本が第二位に位置していた感染者数ですが、3月9日時点では欧州各国をはじめ感染拡大地域が広がっています。特に、韓国、イタリア、イランについては驚異的なペースで拡大しています。 防衛医大 加來教授インタビュー正誤の怪しい様々な情報が飛び交い、混乱を助長しうる昨今…。新型コロナウイルス感染症(Covid-19)についての正しい情報とは、いったい何なのでしょうか。正しい状況把握のため、感染症の権威である防衛医科大学校の加來先生に、インタビューさせていただきました。 基本的な意識・心構えについて まず最初に、感染症、ウイルスと向き合うための基本的な心構えについて、先生のコメントをご紹介します。 「感染やウイルスは、なくすのではなく、持続して抑えることが大切です。感染は続くでしょうから感染者数をどんどん減らさないといけません。今は我慢です。特に今年はオリンピックの年。もし開催が失敗すれば観光立国としての将来に期待ができなくなり、海外から労働力を確保することも難しく、今後、経済や国が衰退していきます。不満や不安はあると思いますが、今は行政がお願いしていることをしっかり守ることです。“カラオケに行きます”“外出自粛なんて知らない”なんて言うことはやめて、しっかりここで協力をお願いします。」 (週刊女性PRIME「《新型コロナ》8割が無症状者とも! 軽い風邪症状で病院に行くべきでないワケ」より加来先生のコメントを抜粋) ——手洗い時の注意点や、石鹸・洗剤の選び方など、目安となることがあれば教えてください現在、厚生労働省や内閣府、各自治体で手洗い要領に関するわかりやすいイラストやポスターが多く出されています。いずれも、 ・爪先・指の間・親指周り・手首 など4つのポイントの洗い残しをなくしましょうとなっています。皆さんも、このポイントを忘れないように習慣化を図ってください。石鹸は、薬用せっけんと表記されていない普通のものでも十分です。ウイルスは簡単に不活化されてしまうからです。流水による手洗いができないときに、速乾性アルコール消毒薬を使用しますが、この時も4つのポイントは同じです。 ——厚生労働省の指針では、「目安とされる症状(以下、破線内参照)を発症したかたが相談センターの相談した結果、『疑いアリ』となった場合に、『帰国者・接触者外来』を紹介していますとあります。しかしその場合、通院時の院内感染などのリスクを気にするかたもいらっしゃるのではないかと推察します。自宅で安静にするのではなく、やはり病院には行ったほうが良いのでしょうか (相談・受診の目安) 次の症状がある方は「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。・風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている (解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます) 。・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合 この相談・受診の目安は、2月25日付の厚生労働省通知によるもので、現在の流行状況や医療現場での準備状況を考慮した内容となっています。基礎疾患などをお持ちでない方は、この相談・受診の目安を参考に受診してください。かかりつけ医から定期的に受診するように言われている方は、コロナウイルス感染の可能性、基礎疾患に与える影響などを総合的に判断する必要があるので、決して他の病院を渡り歩くなどのことはせずにまずはかかりつけ医の先生に相談してください。 新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター 最寄りの管轄保健所の検索ページ(厚生労働省) ——ご家族に新型コロナウイルス罹患の疑いがある場合、どうすべきでしょうか一般社団法人日本環境感染症学会のとりまとめが参考になります。ご家族に新型コロナウイルスの感染が疑われる場合には、同居されているご家族は以下の8点にご注意ください。 ・部屋を分ける・感染が疑われる家族のお世話は、 できるだけ限られた方で。・マスクをつけましょう・こまめに手を洗いましょう・換気をしましょう・手で触れる共有部分を消毒しましょう・汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう・ゴミは密閉して捨てましょう また、ご本人は外出を避けましょう。ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出を避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などには行かないようにしてください。 日本環境感染症学会(新型コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(2020年2月28日) ) マスギャザリング・イベントについて ——スポーツについて、Jリーグの中断やプロ野球のオープン戦無観客試合、開催延期などが続々報じられています(2020年3月10日時点)。このことについて、どのようにお考えでしょうか今後の開催地での感染症流行状況によると思います。症状を有する方にはご遠慮いただくなどの協力、マスクの装着、開催側としては発熱スクリーニング、飲食物の提供の停止、などが必要となると思います。 ——Jリーグやプロ野球の試合、屋外開催も多いと思います。屋内に比べて、感染のリスクはどの程度あるのでしょうか換気がない閉鎖空間ではないので、ライブハウスやカラオケなどと事情は異なりますが、大人数の集まるマスギャザリング・イベントとなります。トイレなどの使用などでの交差感染、接触感染のリスクは十分に考えなければならないと思います。 ——通常開催に戻ったあと、観戦に出掛ける方々が注意するべきことがあれば、教えてください体調がすぐれないときには、行かないようにしましょう。飲食前の手洗い、手指消毒の徹底が必要ですが、咳をしているヒトがいたら、その場から離れる方がいいです。また帰宅後には再度、手洗いを徹底するようにしてください。 子どもを感染からまもるために(※Medical Note 加來先生インタビュー記事より一部引用) ——子どもへの感染例が少ないのは、なぜでしょうか現時点では子どもに関する情報が少なく不明な点が多いですが、中国からの報告によると、感染者のほとんどが成人で、子どもの感染者はごくわずかとのことです。また、日本国内で複数の感染者が確認されていますが、子どもの感染者も散見されるようになりました。SARSとMERSが子どもに顕性感染者が少なかったことを踏まえると、今流行している新型コロナウイルス(COVID-19)においても子どもは顕在化しにくいのかもしれませんが、未だ明らかになってはいません。 ——マスクの着用については賛否あるかと思います。どのようにお考えでしょうか子どもは、新型コロナウイルスの感染予防に対するマスク着用の効果は限定的です。大人と比べてきちんと着用していなかったり、とるときに汚染されたりする危険が多いからです。一般に、咳やくしゃみをしているヒトがマスクを着用してウイルスの飛散を防ぐことを咳エチケットといい推奨されていますが、これも子どもの場合はあまり期待できません。したがって、そのような症状がある場合は、できるだけ外出しない(させない)ようにしてください。マスクをしていないときに不意に咳やくしゃみしてしまうことがあります。その時はほかの人に向けてしない、袖・肘の内側やティッシュなどを使って口や鼻をおさえるなどの方法をしっかりと教えてあげてください。これも咳エチケットの一つです。 首相官邸Webサイト 咳エチケットポスター ——衛生管理や、環境面の配慮について、教えてください新型コロナウイルス感染症の予防には、風邪やインフルエンザなどほかの感染症と同様、飛沫予防に加えて、手洗いや手指のアルコール消毒が最も重要です。また高頻度に接触する箇所のアルコールや界面活性剤によるふき取りが有効です。また、外出時には、不意に咳やくしゃみの飛沫を浴びることや、ウイルスに汚染された場所を直接手に触れる機会も多くなります。ドアノブや遊具、おもちゃなどに触れた手で口や鼻を触ることで感染するため、帰宅後など、石鹸でよく手を洗い、適宜アルコール消毒液で手を消毒するのがよいでしょう。また、衛生対策だけでなく体調管理や室内環境も大切です。免疫力が低下しているときや、空気の乾燥によって気道粘膜の防衛機能が低下すると感染症にかかりやすくなります。したがって、日頃から体調に気をつけるとともに、室内の湿度を50~60%に保つようにしましょう。喉に付着したウイルスの体内侵入のリスクを減じるために、うがいや歯磨きなどの口腔衛生を保つことも有用であると考えられます。 ——個人で意識するべき感染拡大の防止策について教えてください現在は、海外渡航歴の有無にかかわらず、新型コロナウイルス感染症の日本各地で散発している状態です。患者として確認された方と接触歴があることが明らかな場合には、保健所から健康観察をお願いされることがあります。無症状であっても事前に保育園や学校などに連絡し、14日間は登園・登校を避け、外出も控えましょう。 ——学校の一斉休校が始まっています。このことについてご意見お願いします内閣総理大臣から、外出の自粛に加えて学校の一斉休校が行われました(2020年3月時点)。今後、感染が急激に拡大するのか、ゆるやかな発生になるのかの重要な大事な時期であると判断されたためです。保護者の皆さんが、外から帰ってきてから家庭内感染を起こしてしまったら、せっかくの対策も台無しになってしまします。子どもと一緒に保護者も手洗いやうがい、咳エチケットなどを積極的に行い、感染の予防・拡大防止に努めるようにしましょう。 以上、加來先生インタビューでした。一日でも早く皆さまに平穏な日常が戻ってきますように。(監修:防衛医科大学校 防衛医学研究センター 広域感染症学・制御研究部門 加來浩器先生) 「delfino施設まるごと抗菌」とは 感染症対策製品「delfino(デルフィーノ)」は、「感染ゼロをめざして」というコンセプトのもと、光触媒(酸化チタン)、抗菌触媒(銀)、三元触媒(プラチナ)などの触媒を組み合わせることで、それぞれの触媒反応が持つ効果を相乗的に発揮させながら、それぞれの弱点を補うという発想の抗ウイルス・抗菌・防臭剤です。そのデルフィーノを、専用噴霧器によってμ(ミクロン)単位の粒子で噴霧、密閉空間に充満させていくことで、壁面だけでなく、カウンター、チェア、デスク、キャビネットなどのあらゆるものを抗ウイルス・抗菌コーティングして、施設内での感染リスクを軽減します。お問い合わせは以下のリンクから! お問い合わせ 参照URL 厚生労働省(報道発表資料2020年3月)首相官邸(咳エチケットポスターへのリンク)日本環境感染学会新型(コロナウイルスの感染が疑われる人がいる場合の家庭内での注意事項(2020年2月28日))厚生労働省(新型コロナウイルスに関する帰国者・接触者相談センター)週刊女性PRIME(《新型コロナ》8割が無症状者とも! 軽い風邪症状で病院に行くべきでないワケ)Medical Note(中国で感染拡大する新型コロナウイルス関連肺炎とは何かdelfino施設まるごと抗菌
記事を読む
-
「新型コロナウイルス感染症」これまでの推移と予防策のまとめ
新型コロナウイルスの被害に遭われている皆様には、心よりお見舞い申し上げます。不自由な生活を余儀なくされている皆様が、一日も早く平常の生活に戻ることができますようお祈り申し上げます。 世界中を震撼させている「新型コロナウイルス」。新型コロナウイルスは、ヒトからヒトへと感染し、中国湖北省武漢市から世界各国へと感染が拡大。2月14日時点の感染者数は全世界で6万人を超え、死者数も1,300人以上に達しています。発熱や咳、肺炎といった呼吸器系の症状を呈し、重症化すれば死に至ることも。我が国でも、とうとう死者が出てしまいました。罹患された方々や、感染の疑いで隔離されている方々は、ウイルスの脅威に不安な気持ちで日々過ごされていることと思います。世界各国では、差別的対応を受けたアジア人の被害も報告され、日本人としても他人事とは思えません。感染拡大を防ぐための措置と人権侵害を混同しないよう、一人ひとりが自覚をもって行動する必要がありそうです。 新型コロナウイルス感染症(COVID-19) 今回は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)」についてお伝えしていきます。新興感染症という人類にとって初めての感染症なので、現時点で判明している事実をもとに整理していきます。読者の皆さんご自身やご家族の身を守るためにも、ご活用いただければ幸いです。 世界保健機関(WHO)は11日、中国を中心に流行している新型コロナウイルスによる病気の正式名称を決定、発表しました。名称は、 「COVID-19」(読み方:コービッド ナインティーン) これは「コロナ(Corona)」、「ウイルス(Virus)」、「病気(Disease)」というそれぞれの単語、そして、WHOに病気が報告された「2019年」の組み合わせからできた造語。そして、その病原体のウイルスは、SARS-CoV2と命名されました。 中国と日本の感染者数の推移 まずは、中国と日本の感染者数について、これまでの推移を厚生労働省の報道発表資料をもとに、時系列順にまとめてみました。以下の表1をご参照ください。 1月12日時点で、中国での感染者数は41人で全てが湖北省武漢市からでした。しかも当初問題視されていた海鮮市場を閉鎖した1月1日以降は新規患者は出ていないとされていました。しかし、疫学調査とウイルス検査の結果からヒトーヒト感染が進んでいることがあきらかになり、やがて中国国民の大移動である春節を迎えます。中国政府は武漢市の交通を遮断するという大胆な手段をとりますが、中国全土への拡散を止めることはできませんでした。2月14日時点には、63,851人の患者が報告され、1日で約2万人ほど増えましたが、湖北省からの報告要領が変更となり、確定例と疑似症例を合算したものとなったからです。2002年~2003年に流行したSARSの感染者数は8,098人、2012年から現在も流行中のMERSの感染者数は2,494人と発表されています。このことからも、新型コロナウイルスの影響力の大きさが分かりますね…。影響力は、患者数と重症度のかけ算で評価します。重症度の分かりやすい指標に、 患者数に占める死亡者数の割合 である「症例致死率」があります。湖北省での症例致死率は約2.8%。一方で、湖北省以外では約1.2%。地域による重症度の違いは、院内感染や医療崩壊によることを意味するのかもしれません。今後も注視していく必要があります。 日本国内の感染者の状況 日本国内の感染者数は、クルーズ船を除き33名。(2月14日時点)うち、症状を発症した方は、30名と報告されています。厚生労働省の報道発表資料では、罹患者それぞれの状況を日次で発表しています。以下のリンクからご参照ください。 厚生労働省Webサイト 報道発表資料2020年2月 国内での状況は、日々変わっています。2月10日時点では、22名の感染者のうち、武漢市のある湖北省に滞在歴のある方は18名。滞在歴のない4名のかたも、滞在歴のある方と濃厚接触していたことがわかっています。このことから、国内での感染例は、武漢市と直接的に関わった経路での発生と考えられていました。しかし、2月14日の報道によると、武漢市の関わりが特定できない感染者が、和歌山、神奈川、東京、千葉と、4名のかたが同時多発的に発生しています。このように日本国内では、中国の居住歴や渡航歴を有するヒトからの発病に加え、リンクが追えない患者の散発例が報告されるようになってきました。これも帰国者の健康監視や患者との濃厚接触者に対する疫学調査を通じて、徐々に臨床経過がわかるようになったり、限定的だった検査が全国の自治体で行えることぎできるようになったからです。しかし2月15日には院内感染の発生が確認されてしまいました。今後は、いっそうの感染制御をすすめていく必要があります。 クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内の状況 運営会社Webサイトより引用 横浜港に寄港したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」内では、2月14日時点の検査結果で、218人の陽性反応が確認されています。該当する方々は、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県内の感染症病棟を有する医療機関に順次搬送されていますが、乗客・乗員の方々合わせて2,600人余りが船内待機を余儀なくされています。乗客・乗員の皆さまが、大変なストレスを抱えて生活されていることは想像に難くありません。船内での感染拡大が収束し、皆さまが無事に普段の生活に戻られることを心より願っております。 新型コロナウイルスについて現時点でわかっていること コロナウイルスには、これまで6種類の型が存在することがわかっていました。うち、4種類はかぜの原因ウイルスとして知られ、残りの2種類はSARSとMERSの原因ウイルスとして知られています。新型コロナウイルスは、今回新たに発見された第7のウイルスです。国立感染症研究所や政府の発表を元に、7種類のコロナウイルスについて現時点でわかっていることをまとめました。 新型コロナウイルス感染症の特徴 潜伏期間は1~12.5日とされ、濃厚接触者は14日間の健康観察が推奨されています。国内の感染者の年齢は20~60代と幅がありますが、SARSやMERSと同様、現在のところ子どもの発病の報告は少ないです。また、重症者の多くが高齢者や基礎疾患を持つ方という報告があり、厚生労働省では高齢者や基礎疾患のある方々に対して、より一層の注意を呼びかけています。 新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け) 表にもありますが、新型コロナウイルスの感染経路は、以下の2種類であることがわかっています。 新型コロナウイルスの感染経路■飛沫感染…感染者の咳やくしゃみと共に排出されたウイルスを口や鼻から吸い込むことで感染■接触感染…感染者が咳やくしゃみを手で押さえることで、感染者の手にウイルスが付着。その手で触れた物を介して別の人の手にウイルスが付着、その手で目、口、鼻を触ることで粘膜から感染 新型コロナウイルスを予防するために 新型コロナウイルスに特効薬はありませんが、予防策はあります。この章では、新型コロナウイルスの予防策について詳しくお伝えしていきます。新型コロナウイルスは「エンベロープ」と呼ばれる脂質で構成され、エンベロープを持つウイルスは界面活性剤やアルコールなどの消毒薬により不活性化されます。そのため、新型コロナウイルスの接触感染予防には、「手洗い」または「手指消毒」が有効です。食事前は特に、よく手を洗うよう心がけましょう。また、ウイルスは目、鼻、口から体内に侵入するため、むやみやたらに手で触らないよう意識することも大切です。首相官邸、厚生労働省からリリースされている資料に、正しい手洗いの方法が書かれていますので、ご紹介します。 また、咳症状があるときなどは、周囲にうつさない配慮が重要。マスクの着用や咳エチケットを徹底するよう心がけましょう。 ※現在、マスクの品薄状態が続いており、一部の心無いかたによる買い占め、転売が拍車をかけている事象が報告されています。感染予防には、一人ひとりの良識や思いやりも大切です。 一人ひとりが当事者意識を!感染症予防の基本は、まず以下のことを心掛けましょう。 ・咳症状や発熱などの症状がある人に近づかない・人混みの多い場所になるべく行かないようにする・手指を清潔に保つ とはいえ、公共交通機関での通勤・通学など、人混みや密室空間、換気が十分ではない空間を完全に避けるのは困難です。そんなときは、マスクの着用は一定の効果が期待できると言えるでしょう。そして、目的地に到着したら、すぐ手洗いするようにしましょう。咳症状が出ている人は、すぐにマスクを着用、早めに病院での診療を受けるなど、周りへの配慮を忘れないようにしてください。双方からの気遣いが、いちばん効果的です。 以上、今月は新型コロナウイルスについてレポートさせていただきました。感染拡大を防止するのは、一人ひとりの当事者意識から。 被害に遭われている方々をはじめ、不自由な生活を余儀なくされている方々が、一日でも早くもとの生活に戻られることを、心より願っております。 (監修:防衛医科大学校 防衛医学研究センター 広域感染症学・制御研究部門 加來浩器先生) 参照URL 厚生労働省「報道発表資料 2020年1月」厚生労働省「報道発表資料 2020年2月」 新型コロナウイルス感染症対策本部(第6回) 新型コロナウイルス感染症の現在の状況と厚生労働省の対応について(令和2年2月7日版)日本経済新聞「中国・湖北省滞在の外国人、入国拒否 首相が表明」 国立感染症研究所「コロナウイルス」とは NHK「新型コロナウイルス 感染したら出る症状は その治療は」 YAHOOニュース「症状、予防、経過と治療… 新型コロナウイルス感染症とは? 現時点で分かっていること」時事ドットコム「【解説】新型コロナウイルスの死者について分かっていること」 厚生労働省「新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)」 日本医事新報社「動物咬傷で咬傷部を石鹸で洗う理由は?【界面活性剤はウイルスを不活性化させる】」 内閣官房ホーム「新型コロナウイルス感染症の対応について」 首相官邸「新型コロナウイルス感染症に備えて ~一人ひとりができる対策を知っておこう~」
記事を読む
-
「国際緊急医療・衛生支援機構新春講演会」参加レポート
令和2年1月25日、国際緊急医療・衛生支援機構(IEMS-Japan)主催の、新春講演会に参加させていただきました。「新春」と名がつくと、何だか楽しそうな会にも聴こえますが、その内容はマスギャザリングイベントのリスク評価、体制整備に関する、非常に骨太な内容。デルフィーノケア社は、「感染ゼロへ!」を目標としています。東京2020が既に間近に迫っているこのタイミングで、最新の情報入手のため参加させていただきました。 基調講演 (東京大学大学院 森村尚登 教授) 東京オリンピック・パラリンピックに係る救急・災害医療体制を検討する学術連合体(コンソーシアム)合同委員会東京大学大学院 医学系研究科外科学専攻生体管理医学講座 救急科学分野森村 尚登 教授 基調講演では、感染症、マスギャザリング研究の大家として、東京2020関連をはじめ世界中にその名を轟かせておられる、森村先生がご登壇されました。ご講演のテーマはこちらです。 2020 東京オリンピック・パラリンピック開催時の救急・災害時医療体制の課題と対策 このように銘打たれ、過去のオリンピック開催において起こった災害やトラブル、そこからの学びや体制変更などを紹介いただきつつ、2020日本開催での備えについて解説いただきました。全体を通して学び多きご講演でしたが、その中から特に当社として印象に残った(問題意識をもった)事案について、いくつかこの場でシェアさせていただきたいと思います。マスギャザリングの定義は変化している!以前、当社コラムでもマスギャザリングについてリリースさせていただきましたが、2004年のアトランタ五輪あたりから市民権を得たというこの呼称、本来の定義は以下のとおりでした。 一定期間、限定された地域において、「同一目的で」多くの人が集合した状態 過去資料では、「同一目的で」と必ず表記されていたように思いますが、近年は、マスギャザリングは自然発生のものまでを含めて包括的に議論されているとのこと。その点をまずアップデートしなければならないことを痛感しました。 東京は、常にマスギャザリング状態 通勤ラッシュ時の「満員電車」。ウィークデーに毎日起きているあのストレスフルな状態は、まさにマスギャザリングと言えます。満員電車には、感染症の罹患リスク、化学兵器使用のリスクなど、大規模なスポーツイベントや集会などと比べても決して小さくないリスクが横たわっているとのこと。東京2020は、マスギャザリングonマスギャザリングである そんな我が国にとって日常である満員電車。それをマスギャザリングであると捉えることで、新たなリスクが浮き彫りになります。開催期間中の東京には、30万~80万人/日のあいだで外国人が集まるのではないかという予測があります。その人数が、元々マスギャザリング状態にある交通機関に押し寄せた場面…あまり想像したくないものがありますね…。最終電車の後ろ倒しなど、交通各社からも対応が発表されていますが、ホームや階段の幅が急に広がるはずもありません。ましてや開催は、8月からの炎天下。免疫力の低下も手伝って、体調を崩すかたや感染症罹患者が増えるとしても、まったく不思議ではありません。空港の一時的な混雑なども、マスギャザリングと捉えるべきと議論されているそうです。 開催地域の住民を守らなければならない 過去、マスギャザリングが議論される際には、出場選手、VIPといった方々について議論が集中することが多かったそうですが、昨今では「開催地域住民を守らなければならない」という議論が活発になっているとのこと。当然といえば当然で、一時的に人口が増えるために、交通渋滞や公共交通機関の混雑、病院への人の集中…等々、特に五輪開催そのものに比較的無関心の住民にとっては、迷惑以外の何物でもありません。特に、医療体制の確保(ラストマイルの医療体制)については入念なシミュレーション、準備が必須であるとのこと、そのリスクアセスメントを専門チームで徹底的に行なっているそうです。 基調講演のさいごに、森村先生から嬉しいお知らせがありました。以下のURLにアクセスいただくと、東京2020災害対策関連の資料が無料ダウンロードすることができます! 2020年 東京オリンピック・パラリンピックに係る救急・災害医療体制を検討する学術連合体 感染症は、日々の積み重ねによって初めて防御することができます。備えあれば憂いなし。ぜひご覧になってください。 ご講演(防衛医科大学 加來 浩器教授) 当日の最後を飾るご講演は、日頃からデルフィーノケア社で監修いただいている防衛医科大の加來先生のご登壇でした(※「第四世代化学剤ノビチョク」の脅威に関するご講演を挟みますが、感染症とはテーマが異なるため本稿では割愛させていただいております)。こちらのご講演では、 ◇輸入感染症対策ビデオ(東京2020大会対策委員会)のご紹介◇第3回ロンボク島研修と事前研修会について 本稿では、前者の感染症対策ビデオについて改めてご紹介させていただきます。 <日本感染学会Webサイトより照会文引用>日本環境感染学会では東京2020大会対策委員会を組織して、医療施設内における感染対策上の問題点や課題について検討してまいりました。(中略)本ビデオでは、院内アウトブレイクを防ぐためのポイントとして、①受付・待合室、②外来診察室、③救急室、④入院病棟の4つのシーンにおける最重要点を取り上げました。 以下に5つの対策動画のリンクを貼らせていただきました。動画の中では、過去に起きた感染症の拡大事例、個人の防衛手段など、シーンごとに非常に分かり易くせいりされた動画になっています。日頃からの感染症への備えの一環として、ぜひご覧になってみてください。 オープニング (3:03)受付・待合室 (6:05)外来診察室 (4:26)救急室 (5:16)入院病棟 (9:07) 以上、IEMS-Japan新春講演会レポートでした! 参照URL日本環境感染学会Webサイト
記事を読む
-
その症状、本当にかぜですか?放っておくと手遅れになるかも…
令和初の年末年始休暇が明けました。9連休だったかたも多いようですが、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。長期休暇明け、通常モードに戻していくのはなかなか大変。ましてや気温の低いこの時期は身体への負荷も大きいといえます。そんなこの時期の感染症の代表格は、インフルエンザ。まさに冬季に注意すべき筆頭格の怖い感染症のひとつです。しかし、今回のコラムでは、インフルエンザの陰で、じわじわ報告数を増やす感染症についてお伝えしていきたいと思います。 溶連菌感染症(ようれんきん) 近年、じわじわとその報告数を伸ばしている感染症とは、溶連菌感染症(ようれんきんかんせんしょう)。溶連菌の正式名称は、 溶血性連鎖球菌 といいます。鎖状に連なった球菌(連鎖球菌:Streptococcus)のなかで、血液寒天培地で培養した時にその培地に含まれる赤血球を溶かす(溶血)毒素を出す菌です。そのうち、ヒトに病気を起こす菌の90%以上がA群(Group A)に分類されます。したがって、A群連鎖球菌を、GAS(Group A Streptococcus pyogene)と呼びます。もはや絶望的難易度なので、まずは「ヨウレンキン」とインプットしましょう。 さて、この「溶連菌」。近年の「迅速診断キット」の普及など診断技術の向上が影響している可能性もありますが、報告数が増加傾向にあります。また、その強い感染力から、インフルエンザ同様に登園や登校が停止となる病気。しかし、その症状がかぜと似ているため、医療機関での受診につがなりにくいのです。溶連菌には、レアケースですが急速に重症化する「侵襲性溶連菌感染症」という病態も。一時期メディアでは「人食いバクテリア」として紹介されたこともありました。また、合併症の可能性もあるのです。その辛い喉の痛み、ひょっとして、ただのかぜではなく溶連菌ではありませんか? 溶連菌感染症とは 溶連菌感染症とは、溶血性連鎖球菌という細菌が原因で起こる病気を総称して「溶連菌感染症」といいます。まずは、その概要について以下の表にまとめました。 クリックで拡大することができます 以下の画像が代表的な症状のひとつ「苺舌」です。発症した初期は、白い苔に覆われた白色舌となり、その後、白い苔が剥がれ、苺舌になります。 引用:NIID 国立感染症研究所 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは 溶連菌感染症は、学童期の子どもがいちばん発症しやすいことはデータが示していますが、幼児や成人であっても発症することがあるので安心はできません。また、繰り返しかかる点も注意が必要なポイント。合併症には、以下のものが挙げられます。 クリックで拡大することができます また、溶連菌が重症化すると、全身に発疹が広がる「猩紅熱(しょうこうねつ)」に移行する場合も(画像2参照)。 画像2(引用:NIID 国立感染症研究所 A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは) 猩紅熱に移行すると、頬、わきの下、太ももの内側、お尻に発疹が出現、その後、全身に皮膚症状が広がっていきます。全身に広がる際は、多数の発疹が密着した状態になるため、皮膚が赤くなったように見えます。唇の周囲には発疹が少ないため、口の回りだけ青白く見えるのが特徴です。発疹はわずかにかゆみも伴います。回復期になると、腰やお尻の部分の発疹は魚のうろこのような白片状に、手のひらや足の裏の発疹は膜状になり、皮がむけていきます。このように、溶連菌は放っておくと、合併症や重症化のリスクがあるのです。 溶連菌と普通のかぜの見極め方は? 合併症や重症化のリスクがあるにも関わらず、溶連菌が見過ごされてしまうのは、幼児や成人が発症した場合は典型的な症状が見られないため、医療機関の受診につながりにくいから。その結果、適切な治療が行われず、再発や合併症のリスクがあるのが溶連菌の恐ろしさです。では、溶連菌と普通のかぜを、見極めるポイントはあるのでしょうか?・・・じつは、あります! 溶連菌の発症時には、鼻水や咳症状がほとんど見られません。鼻水や咳症状がないのに喉が痛い場合は溶連菌を疑い、早めに医療機関を受診することをおススメします。ただし、小さなお子さんの場合、そもそも冬場は鼻水や咳症状を発症しやすく、既に症状が出ている状態で溶連菌に感染することがあります。そのため、一概に「鼻水や咳症状があるから溶連菌ではない」とは言い切れません。 溶連菌流行中、かぜ症状が見られたらすぐ医療機関で受診! これが最善策!溶連菌の検査では、一般に「迅速診断キット」と呼ばれる器具が使用されます。綿棒で喉の菌をこすり取り、専用の溶液を用いて判定し、結果は5~10分程度で分かります。面倒くさがらずにぜひ検査してみてください。また、受診する前には、「過去に処方された抗生物質などを勝手に飲まない」こともです。飲んでしまうと、正しい検査結果が出ないことも。そもそも抗生物質は医師の適切な指導の下、処方されたときに飲み切るのが原則。自己判断で過去に処方されたものを服用しないようにしましょう。 溶連菌感染症には特効薬がある! 「かぜには特効薬がない」と言われますが、溶連菌には特効薬となる「抗生物質」が存在します。適切な抗生物質を服用すれば、1~2日後には解熱し、喉の痛みも消失していきます(抗生物質服用後、2日以上経っても熱が下がらないときは、必ず再受診するようにしてください。また、症状が回復しても、完全に菌を退治するためには5~10日間は抗生物質を飲み続ける必要があります)。さらに、服用終了後の2~3週間後には尿検査を行い、合併症である腎炎を発症していないか確かめることも推奨されています。尿検査の結果、問題がなければ、溶連菌の治療が完了です。溶連菌の治療経過は、以下の表3の通りです。 表3にあるように、溶連菌の感染力は、発症後の急性期が最も強いとされていますが、抗生物質を服用してから24時間以上経てば感染力が弱まります。文部科学省の出席停止基準では「適正な抗菌剤治療開始後24時間を経て全身状態が良ければ登校可能」とされていますが、地域によって対応が異なるためご注意ください。 ~ かぜに、特効薬がないのはなぜ? ~かぜの原因は80~90% が「ウイルス」。抗生物質は細菌を殺す薬であり、ウイルスにはほとんど効き目がありません。そのため、かぜにはほぼ効果がないのです。かぜの原因となるウイルスは200種類以上ともいわれ、それぞれのウイルスにぴったりの抗ウイルス薬を作るのは、とても難しいことだとされています。そもそも200種類以上のウイルスの中から、病原となったウイルスを特定すること自体が難題です。以上の理由から、かぜには特効薬がなく、薬が処方されたとしても鼻水や咳を和らげるための対処療法となります。 溶連菌を予防するためには? 溶連菌の感染率は、子どもが感染した場合の兄弟間が最も高確率で、25%という報告があります。また、学校などの集団生活を送る場でも注意が必要です。感染経路は、飛沫感染と接触感染によります。予防方法は、 ・罹患者との濃厚接触をさける・うがい、手洗い・マスクの着用 といった一般的な感染症対策が基本です。繰り返しになりますが、溶連菌は、ただのかぜと見過ごされやすい感染症です。発熱や苺舌といった典型的な症状が見られなくても、喉の痛みが続くときは迷わず医療機関で診てもらってください。 (監修:防衛医科大学校 防衛医学研究センター 広域感染症学・制御研究部門 加來浩器先生) 参照URL NIKKEI STYLE「本物の風邪は受診の必要なし まず3症状をチェック」病院なび「溶連菌感染症 : 喉の痛み、発熱、舌・身体への発疹佐賀医療センター好生館「第35回 冬季に流行する感染症」公益財団法人日本学校保健会「学校感染症と出席停止の基準」ママスタセレクト「【体験レポート】風邪かと思ったら「溶連菌感染症」!感染したら気をつけるべきポイントは?」感染症予防接種ナビ「溶連菌感染症 患者数増加 今後の流行拡大に注意」東京都感染情報センター「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」社会福祉法人恩賜財団済生会「症状別病気解説」MSDマニュアル「リウマチ熱」日本医事新報社「(4)意外と知らない溶連菌感染後腎炎[特集:文献を紐解く 溶連菌のこんな話題]」東京都感染情報センター「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎」愛媛生協病院「溶連菌感染症」国立感染症研究所「A群溶血性レンサ球菌咽頭炎とは」わしお耳鼻咽頭科「大人もかかる溶連菌の症状・検査・治療について」とまこまいこどもクリニック通信「溶連菌感染症にご用心!」練馬区医師会「溶連菌感染症ってなに?」大日本住友製薬「薬が作用する仕組みvol.3」
記事を読む